顎関節症
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顎関節症(がくかんせつしょう)とは

顎の関節周りの何らかの原因で、顎が鳴ったり、痛みや口が開かないなどの機能低下が起きることを言います。肩こり・頭痛・難聴・めまい・食欲不振などの症状が出てくる場合もあり、生活に支障をきたします。
生活習慣病的な部分が大きいため、歯ぎしりや偏咀嚼などの悪習癖や取り除く、患者自身が行うセルフケアが治療の中心となります。その他には薬物療法、原因となる噛み合せの矯正、関節腔内を洗浄、内視鏡下での外科的手術などの方法によって治療を行なうこともあります。

顎関節症 治療例

症例:①30代 女性 顎のずれによる顎関節症の症例

治療について

下の顎が右にずれていて、下の歯が反対のかみ合わせになっており
食事をすると顎が疲れて、良く噛めないという訴えで来院されました。

治療前

初診時の正面観・側方観・かみ合わせの面の状態を示します。
下の顎のずれがあるのを確認して下さい。

治療前
30代 女性 顎のずれによる顎関節症(かみ合わせ治療):初診時の正面観・側方観・かみ合わせの面の状態

 

治療後

顎のずれを改善し、上下のかみ合わせの関係を理想的にして筋肉や関節の緊張が取れ、穏やかな表情に変られました。「良く噛めるようになった。」と評価をいただきました。
リコールに真面目に通われており、感謝しております。
やり直しがないように、しっかり管理させていただきます。

治療後
30代 女性 顎のずれによる顎関節症(かみ合わせ治療):顎のずれを改善し、上下のかみ合わせの関係を理想的にして筋肉や関節の緊張が取れ、穏やかな表情に変られました。

 

顔貌写真

初診時 治療後
30代 女性 顎のずれによる顎関節症(かみ合わせ治療):治療前の写真 30代 女性 顎のずれによる顎関節症(かみ合わせ治療):治療後の写真