
初診から即時義歯の作成、最終義歯 完成までの治療流れをご紹介致します。
患者さんは長い間歯で悩まれておりました。
レントゲンから保存できる歯がないことがわかります。
セントリック(中心位)と思われる下顎位で咬合器にマウントされた上下顎模型
SHILLA Systemにて咬合評価を設定する
抜歯 | 初診時の顔貌 | 即時義歯SET時の顔貌 |
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Tissue Conditionerにて同等沈下させると同時に適正顆頭位を調整する
Tissue Conditionerによって調整された上下顎内面観
Tissue Conditionerによって得られた内面による作業用模型
顎関節、筋肉が安定し咬合の確立がなされた顎間関係
心から満足し優れた咬合関係をそなえた状態で上下顎の咬合治療を完了した。
社会復帰され明るく満足された笑顔(リコール時)
治療期間 | 8ヶ月 | |
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治療費 | 治療用即時義歯 | ¥200,000 × 2 |
最終本義歯 | ¥800,000 × 2 |
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リスク | 使用方法等により破損の可能性 |
・抜歯即時の義歯は、抜いた部位の骨の変化が著しいケースがある。歯槽骨の吸収が終わり、変化が少なくなるまで(6〜12ヶ月)経過観察し、本義歯を調整する
治療後の歯槽骨の吸収に対しては、ゆるくなった部位を同じ材料で足す処置によって対応する
院長は25年前より、日本における義歯(入れ歯)、咬合の第一人者阿部晴彦先生に師事し、勉強、臨床を積んで参りました。
そして現在も毎月の勉強会、様々な分野の学会に出席し、日々進化し続ける医療の現場に遅れをとらぬよう努力しております。