歯内療法

歯内療法とは

歯内療法とは、歯の中にある神経(歯髄)や根の管(根管)に対する治療のことです。根管治療とも呼びます。

当院では、トロント大学スタディプログラムで学んだ知識と最新技術を基に、以下のような精密で予知性の高い治療を行っています:

マイクロスコープによる精密な視野確保

Ni-Tiロータリーファイルによる根管形成

Er:YAGレーザー(PIPS)を用いた洗浄・殺菌

MTAセメントやバイオセラミックシーラーによる根管封鎖

外科的歯内療法(逆根管充填)による難治症例への対応

神経(歯髄)の保存・温存

根管治療が必要な状態

初回根管治療

神経を初めて取り除く治療は、正確さと清潔さが重要です
むし歯が神経まで達してしまった場合や、強い痛みが出ている場合には、神経を取り除く処置(抜髄)が必要になります。
初回の根管治療は、根管内がまだ感染していない段階で行う治療のため、いかに丁寧かつ無菌的に処置できるかが、歯の長期的な予後に大きく影響します。
ラバーダム防湿による無菌的な治療環境、マイクロスコープを用いた最小限の切削、Ni-Tiロータリーファイルによる効率的な形成、さらに
次亜塩素酸などによる徹底した洗浄・殺菌
を組み合わせ、感染を起こさないよう短期間で精密な治療を行います。

感染根管治療

感染した歯髄の除去や、以前の根管治療をやり直す治療法
歯の神経(歯髄)が感染した場合や、過去に行った根管治療の後に再び痛みや腫れが出た場合には、感染源を取り除くための感染根管治療が必要となります。
マイクロスコープを使用し、感染した歯髄や古い詰め物を丁寧に除去します。その後、超音波洗浄やEr:YAGレーザーなどを用いて、根管内を徹底的に殺菌・清掃します。
感染根管治療は、歯の構造や治療歴によって難易度が高くなることもありますが、正確な診断と精密な処置で、歯の保存を目指します

生活歯髄療法

神経をすべて取らずに、歯の寿命を延ばす治療法。Vital Pulp Therapy(VPT)とも呼ばれます。
マイクロスコープによる精密な視野下で、むし歯や感染した歯髄を丁寧に取り除き、次亜塩素酸による洗浄・殺菌を行った後、MTAセメントで神経を保護・封鎖します。
神経を温存することで、歯への栄養供給が保たれ、すべての神経を取り除く場合に比べて歯の耐久性を維持することができます
特に若年層や、神経がまだ健康な部分を残せるケースにおいて、抜髄を回避できる重要な選択肢となります。

外科的歯内療法

歯根の外に感染が残っている場合の外科的アプローチ
通常の根管治療では対応できない、歯根の外側に感染が残っている場合には、外科的に根の先端部分を取り除く歯根端切除術が必要になることがあります。
感染をもった根尖を除去したのち、MTAを用いて逆根管充填を行い、感染部位の除去と根尖部の封鎖を行います。
できるだけ歯を残したいと考える方にとって、抜歯を回避するための重要な選択肢となりうる治療法です。

治療費

1根管 約20,000円~
※ 治療費は患者様の口腔内の状況に応じて異なります。詳細な治療費を確認されたい方は一度カウンセリングにお越しください。

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