※印象･模型･排出･歯間形成 すべてドクターの手により調整しました。

入れ歯を入れなおしたいということでご家族の紹介で来院されました。

金属床は、身体（口の中の歯槽骨などの）の変化に対応できない欠点があります。

初診時の患者さん(50代 女性)が使用していた入れ歯

治療用義歯を作製して粘膜・咬合の調整を行い受け入れられる入れ歯を修正しながら目指します。

予備印象採得　下顎の印象の際、中心咬合位と思われる位置で閉口させ1回のアポイントメントでおよその上下顎間関係をとる。

ゴシックアーチトレーシングによる顎機能の評価
ティシュコンディショナーによる同等沈下を目的とした義歯内面の印象と義歯周囲筋の活動により辺縁形成をおこなって得られた印象採得

SHILA SYSTEMによる正中矢状面分析と作業用模型の咬合面観

正中矢状面を基準としてSHIA SYSTEMによりS-Aブレードティースを用いて左右対称・同高に配列された治療用義歯

イボカップシステムにより重合収縮が少なく高密度で完成した治療用義歯

義歯内粘膜の調整を目的としたティシュ・コンディショニングと最終印象

正中矢状面を基準としてSHILA SYSTEMによりH-Aブレードティースを用いて排列をした最終義歯

完成した最終義歯

• 生理的骨の吸収、大病等による総入れ歯の適合が悪くなることがある。その際は、リベースにより、適合の回復を行う。